「自分の人生の一部に“『恋人』の存在予定”が組み込まれている」人とは、お付き合いできません。
平たく言うと、「依存体質の人」ということです。
私にとって恋愛とは、
「自立した人」と「自立した人」が余力で楽しむものであって、
互いの人生に悪影響を及ぼす関係は
望まないからです。
「世界」と「自分」が、互いに依存せず、自立して、
直立した2本の樹のように向き合って存在しているのと同じように、
「他者」と「自分」も依存せず、自立していたいのです。
結婚(またはそれと同等のパートナーシップ)となると、また話は変わってくるのかもしれませんが
少なくとも恋人関係の間は
お互いに自分の人生を最優先に考えていたいです。
(結婚に関しては、私の場合、
恋愛感情が必須だとは思っておらず、
尊敬・尊重・協力などができれば
戦友として人生を共にできると考えている派です。)
自分の人生を他者に委ねている人を見ると
大変そうだなあと思うのですが、
自分の人生を他者に委ねているのに、「それを隠してあたかも他者のための自己犠牲であるかのように愛を囁いてくる」人に至っては
若干寒気がします。
別に依存体質でも良いんですよ。
私がその人をパートナーにしない、というだけなので。
その人には、その人に合うパートナーが、私以外に存在するでしょうから、
別に全然良いんです。
私の寒気の原因は
「それを隠してあたかも他者のための自己犠牲であるかのように愛を囁いてくる」
の部分です。
「それを隠して」→不誠実
「あたかも他者のための自己犠牲」→自己陶酔
「愛を囁いてくる」→勘違い
うーん。悲しい。
一人で幸せになれない人間は、
誰と一緒に居たって幸せにはなれません。
私は、「一人でも生きていける」と思っているタイミングで恋愛をします。
それが、私が自分の人生と上手く付き合うためのコツの一つです。