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思考の整理ツール

妙な難聴になったときの話

妙な難聴になったことがあります。

 

 

人間の身体というのは不思議なもので

ストレスから耳が聞こえづらくなったりするのですが、

「苦手な上司が座っている側の耳」だけが聞こえなくなることもあるそうです。

 

 

 

私も一度似たような経験があります。

 

当時、少々複雑な関係であったAさんの話し声だけが

聞こえづらくなったんです。

 

 

他の人の声は今まで通りきちんと聞こえるのに、

Aさんの声だけは周囲の雑音に紛れて

上手く聞き取れないのです。

 

何度も何度も「え?」と聞き返すことになりましたし、

(なぜこの人はこんな小さな声で話しかけてくるのだろう)と思っていました。

 

 

Aさんと話しているときは、

とうとう私も難聴か…耳鼻科行くか…

と思うほどコミュニケーションに問題があったのですが、

他の人と話しているときは全く問題が無かったので、

「?????????」状態でした。

 

 

数ヶ月して、Aさんとの仲が回復すると、

声が聞こえづらいということも無くなりました。

 

 

 

「そんなことある?」と思われると思いますが、

私自身が一番「そんなことある?」と思っています。

 

 

 

 

人間の身体は正直ですし、

ストレスへの対処として

時に思いもよらないような方法を編み出すのだなあと、

少し感心した次第です。