これは発達障がいあるあるの一つだと思うのですが、感情と表現が一致しません。
めちゃくちゃ楽しくても、ものすごく怒っていても、その感情は顔にも身体にも出ません。
30年ほど生きていても、いまだに、
意識的に表現しなければ
無表情で棒立ちの人間になります。
ガチガチに緊張していても。
パニックなるほど動揺していても。
楽しくて楽しく大興奮していても。
傍目には、ただ、
ぼんやりとそこに居るだけ。
不思議な生き物だ…
30年経ってようやく、
意識をすればそれらしい顔や身体を表現できるようになってはきましたが、
そんな余裕もないほど
怖いときや焦っているときは、
やはり人形のようになってしまいます。
脳内会議で大騒ぎ、緊張や焦りでパニックになっている時ですら、
落ち着いているように見えてしまう不思議。
私には、感情がそのまま無意識に表現できる定型発達の人々の感覚は掴めないままなのでしょう。
私にとってコミュニケーションとは、
これまでの経験や知識から最適なリアクションを導き出すものです。
システム的なものと思われるかもしれませんが、
本人の体感的には
一問一答のクイズを毎秒出されているようなもので、
コミュニケーションをとっている間はずっと「テスト中」です。
ずっと、脳内フル稼働です。
そりゃ疲れるよね。
睡眠時間が増えるわけですよ。